医療法人 蓮見医院

人と人のふれあいを大切にした医療をめざします

平成28年度 風しん抗体検査について


さいたま市では、下記の要件を満たす方に対し、風しんの抗体検査を実施いたします。

1.対象者
検査日時点でさいたま市に住民登録があり、@〜Cのすべてに該当する方

@ 妊娠を希望する女性
A 16歳以上50歳未満
B これまでに風しんの予防接種や抗体検査を受けたことが無い方
C これまでに「検査等の結果による風しんの確定診断」を受けたことが無い方

* 男性は、検査日時点でさいたま市に住民登録があり、
「さいたま市風しん抗体検査の対象となり得る妊娠を希望している女性」もしくは
「風しんの抗体価が低い妊婦」の配偶者かつ同居者で、上記BCを満たす方に限る。

2.実施期間 平成28年4月27日(水曜日)〜平成29年3月11日(土曜日)

3.検査場所 蓮見医院(必ず電話で予約をしてください)

4.検査費用 無料(全額さいたま市が負担します)

5.必要な物
・風しん抗体検査依頼書(実施医療機関に用意してあります)
・健康保険証または、生活保護受給証
・さいたま市民であることを証明する書類
(運転免許証、水道・電気料金等公共料金の請求書等)
・ご自身の母子健康手帳(持っている場合)
・お子さんの母子健康手帳等妊娠時の風しん抗体検査の有無を確認できるもの(持っている場合)

6.検査回数 1回

7.注意
既に風しんまたは麻しん・風しん混合ワクチンの予防接種を受けたことがある方、妊婦健診等で風しん抗体検査を受けたことがある方、検査等の結果による風しんの確定診断を受けたことがある方は当事業の対象外です。

<風しん抗体検査を希望される方へ>

1. 風しんとは
風しんは患者さんの咳やくしゃみで飛び散るしぶき(飛沫:ひまつ)を介して感染するウイルス感染症です。風しんウイルスに対する免疫が無い方が感染し、2〜3週間の潜伏期間の後に、発熱、発疹、リンパ節の腫れといった症状で発症します。通常、子どもでは3日程度で治る病気ですが、まれに、血小板減少性紫斑病(3,000人に1人)、脳炎(6,000人に1人)といった重い合併症がみられることがあります。また、発熱などの症状が無い不顕性感染という症状が、感染者の50%程度にあると考えられています。

2. 大人が風しんにかかった場合の特徴
関節痛がひどいことも特徴と言われています。1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。

3. 妊娠初期に風しんにかかった場合
妊娠初期の女性が風しんにかかると、お腹の赤ちゃんも風しんウイルスに感染し、先天性風しん症候群とよばれる病気を持って生まれてくる場合があります。先天性風しん症候群とは、生まれつきの心臓病、目がよく見えない、耳がよく聞こえないといった、心臓、目、耳などに色々な組み合わせで障害をもつことがある病気です。妊娠週数が早いほど発生頻度が高く、調査によっては妊娠の最初の1月では100%と言われています。逆に、妊娠5〜6か月(妊娠20〜24週)以降では、0%と考えられています。
夫やお子様など一緒に生活しているご家族が、妊婦さんの感染原因となりがちなことから、妊婦さんの周囲の方が、予防接種を受けるなど、風しんにかからないようにすることも大切です。

4. 日本における風しんの流行状況
平成25年の風しん報告数は14,357例となり、過去5年間で最も多い報告数となりました。また、先天性風しん症候群の報告数が32例となり、平成11年に統計を取り始めて以来、最多となりました。
平成26年の風しん報告数は第8週(2月26日時点)までに75例となり、平成25年の同時期と比較し、7.3%程度で落ち着いてきています。

5. 風しんウイルスに対する免疫
風しんとよく似た症状の病気はいろいろあるので、風しんにかかったことがある記憶だけで免疫があると考えるのは危険です。
逆に、不顕性感染があるので、風しんにかかったことが無い方でも、十分な免疫を持っていることがあります。また、予防接種が始まる前は数年に一度、近年でも2004年に、比較的規模の大きな流行があり、中高年者は、いつの間にか十分な免疫を持っている方が、思いのほかたくさいらっしゃいます。国が実施している感染症流行予測調査の平成24年度調査の結果によると、成人の8割の方が充分な免疫を持っていることが判っています。

6. 風しんの予防
発疹症状の出ている方や症状が出る数日前の方、不顕性感染をしている方が感染源となるとみられています。風しんの特効薬は存在しません。予防接種によって感染前に免疫をつけることが最も有効な予防策です。

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